オリーブの剪定

オリーブは凍害に弱い植物です

庭

近年は家庭の庭や玄関先でオリーブを見かけることが多くなりました。もともとは、中近東や地中海周辺が原産の常緑樹で、紀元前3000年頃のギリシアで栽培されていたことが記録されています。 そのように、オリーブは乾燥と温暖をこのむ植物ですので、寒さには弱いのが特徴です。 気温としては、マイナス2度から3度くらいまでは耐性がありますが、霜や凍結には極端に弱いので、北海道や甲信越などでは地植えは出来ません。冬害に遭うと思われる地域での栽培は、必ず鉢植えにして屋内に移動できるような環境を保ちましょう。 ただし、一年を通じて日光は好みますが、常に温暖である必要はありません。冬の寒さが翌年春の花芽の成長を促すのです。 肥料はオリーブの若木を植えつける前に油かすを埋め込み、追肥は毎年6月、9月頃に与えるのがよいでしょう。

剪定に関する注意点

オリーブの栽培管理上、「間引き剪定」が大事です。 毎年2月頃、伸びすぎた枝や成長が遅れている弱い枝を切り落としていきます。中途半端な位置ではなく、枝分かれしている根元で切り落として下さい。 本年延びた枝に翌年花芽をつけるので、バランスも考えながら剪定して下さい。オリーブは本来が高木ですので、伸びすぎて強風などに煽られると枝が折れて危険です。左右対称性や、余計な枝の存在を意識しながら剪定するのがよい生育に結びつきます。 また、長年経たオリーブは若木のような切り返しではなく、樹木全体の若返りのために強剪定します。太枝を切った場合、傷口から病原菌が侵入しないように薬剤混合のパラフィンなどを塗布して下さい。